6月17日(金)から24日(金)までの1週間出勤予定です。◕‿◕。
数日前後に日程がズレる可能性アリ、です。
友達
私にはKさんという友人がいる。
互いにこの業界に半身を置く。
Kさんは冷静かつ合理的に物事を考える、美意識の高い少し年上の独身女性だ。
表の仕事でもその性格を遺憾なく発揮し、いわゆる*シゴデキというやつだ。(*シゴトデキル)
私とは思考や行動パターンが真逆であるが、そこが心地いい。
同調しあうでもなく、反発するでもない、彼女の異なる意見が刺激になる。
私にとっては稀有な存在だ。
まぁあまりに同意されずに時々しょげるが。
(アイツは想像力が足りなさ過ぎる(눈‸눈)!)
月1でスパに行き、丸一日サウナや岩盤浴、温泉で話しながらデトックス日和を満喫する。
温泉に浸かりながら彼女が言う。
「新潟の親友がさ」とか、「地元の親友が」とか。
Kさんが親友と呼ぶ女性が2人いる。
Kさんは用心深い。
誰かれと距離を詰めたりはしない。
私も連絡先を交換するまで、3年を要した。
お互い要件もないため、聞き合うこともない。
3年のうち、1年私が地元を離れ、その間音信不通になった。
戻ってきた私にKさんが開口一番謝罪をしたことがあった。
彼女が私に失言をして、距離を置かれたのでは、と。
違う。何も考えてなかった。
彼女は1年悩んだらしい。
で、二度と同じことにならぬよう連絡先を交換した。
Kさんは友達とあだ名で呼び合うせいか、人を名前では呼ばない。
私のことも「ねえ」とか「あの」とか言う。
おい、そりゃ呼びかけの感動詞だろ(-_-メ)
もはやあだ名でさえない。
まぁそういう性格なのだ。
名前で「さん」付けで呼ぶのも彼女の周りで私だけなのだそうだ。
なかなか名前でも呼べないそのKさんに親友って言うやつが2人もいる。
そりゃ相当なもんだ。
最初は気にせず聞いていた。
だがいつしか淋しさを覚えるようになった。
私は親友以下なんだろうか。
そういう線引きをされているのだろうか。
友達にはそれぞれの役割のほかに、無意識的にランクすら存在する。
スパ友歴7年、足掛け12年、大人になってから初めて出来た大事な友人だ。
彼女に万が一があった際の手続きや処理まで頼まれている。
付き合った年月が人間関係の深さを測る訳ではないものの、親友なる2人に比べ友達歴は浅い。
また彼女が「親友が―」って言うものだから、もう耐えきれず、ホロホロとやり切れない気持ちを吐露してしまった。
「Kさんが親友なんて言う人はよほどだ。親友に満たない自分を自覚して、心がモヤモヤする」
Kさんは大笑いした。
「2人とも色んな経緯から親友だよね?って私に確認してきたんだよ。あんた、友達確認したことでもある?」
確かに。
彼女の魅力は口にしてきたが、友達確認したことはついぞなかった。
親友の2人は関係確認をしたらしい。
例えば「付き合ってるよね? 彼氏だよね?」とかそんなやつだ。
2人は盤石な友達関係を証明するために親友という肩書を欲したのだ。
なら、まぁいっか。
向こうから確認されたなら、いいだろう。気にすることなどない。
自分が友人だと思ってるなら、関係はどうでもいいんだ。
そうやっていかないと折り合いのつかないヤツらしかいない。
大好きな友達のひとりを写真にアップする。
高い知能を持ち、
鉄板をぶち破るくらいの肉体的潜在能力があるにもかかわらず、
逃げ腰たっぷりの臆病な性格の持ち主である。
ヤンキーみたいな見た目で判断してはいけない。
こちらが毎月遊ぶ6年来の仲の♣エミュー4頭のうちの1頭だ。
2割程度だがエミュー語で会話もできる関係まで発展中。
どうやって鳴くと思う?
「ボ、ボボン、ボッ」こんな感じ。
かなりなまでの重低音。
長年そこそこ貢いどる。
月のお小遣いはすぐさま動物園の交通費とエサ代に早変わりだ。
私は羽毛の生き物に、財布の紐が凄まじいほど緩々い(ユルユルイ)。
こちらを意識してほしいがためのバラマキである。
そりゃもう与党並み。
だがしかし
向こうは私を舎弟くらいにしか見ていない(´ε`;)
ちなみに私の遺影候補でもある。
よく撮れておろう?
ちと服がダサいのが難(・_・;)
♣エミュー
オーストラリア原産の飛べない大型鳥類。
ダチョウよりひと周り小さい。
脚力に優れ、バイク並みのスピードを出す。
前進しかしない。
食事はほぼ丸呑み。
って書くとバカっぽいが、
非常に学習能力と応用能力に長けている。
加減を理解し、するどい観察眼をもつ。